「えっ!?ちょっ…俊!!何してるの…??」 「僕が保健室に連れてく。」 体がふわっと宙に浮いて、すっぽり俊の腕に。 え――――――――っ!? 「だ、大丈夫だよっ!?普通に歩けるもんっ」 「ダーメ。体に負担がかかるでしょ。」 お姫様抱っこなんて…。 憧れのシュチュエーションで、夢の夢だと思ってた。 でも…!! 「恥ずかしい…です…」 「うわ、照れてる。可愛い。」 そんなに見ないでー…!!