❤嫉妬カレシ日和☁





いつの間にか、目には大粒の涙が溜まっていて。


映る視界は微かにぼやけていた。


乱暴に目を擦る。


…しょうがないよね。


見つからないもん。


体育は見学しよう…。


そう諦めかけた瞬間。



「恵里香!!!」



後ろから、ハッキリと声が聞こえた。


それと同時に涙が引っ込む。


え…どうして……。



「…しゅ…ん…」



不安になってる私を君は安心させる。