❤嫉妬カレシ日和☁





学校の下駄箱で、上履きに履き替えている時だった。



「恵里香ちゃんっ!!次、私達のクラス体育だよ!!」

「えっ!?そうだっけー…」



階段から亜莉朱ちゃんが親切に教えてくれた。


既に時計の針は8:10を差していて…。


ギリギリかもっ…。



「僕はすぐ着替えられるけど…」

「大丈夫!!俊は更衣室でしょ??行ってていいよっ」



私の笑顔に少しだけ浮かない顔をしていたけど、



「分かった。早くおいでよ。」

「うん!!」



先に行っててくれた。



「こんなゆっくりしてる場合じゃないっ!!」



急いで、私もジャージにならなきゃ…。


階段を一段ずつ飛び越えながら、早足で教室に向かった。