「ねぇ、何してんの。」 休み時間、スマホ画面を眺めていると。 「俊!!」 なんと… スマホを奪われちゃいました。 「うわ……」 私の顔を見ては睨みつける俊…。 いや、あの…。 それは私の癒しというか……。 別に黙って盗撮してたワケじゃないのですよ!? たまたま、今日の電車で奇跡的に撮れたというか…!! 「何で僕の寝顔が待受になってんの!!今すぐ消してよね。」 「えっ!?消したくないよ~…!!」 消すなんて!! 絶対にダメだよっ!! これは唯一の私の癒しなんだから。