どうして、保健室に俊が居るんだろう…?? さっきまで確か注文を取っていたはずじゃ…… それなのに、いつこの保健室に…?? 「なんで…簡単に笑顔見せちゃうかな…」 声が震えて…る…?? いつもとは違う不安が募ったみたいに弱々しい声。 ゆっくりと瞑っていた瞼を開かせて、寂しげな俊の顔にそっと触れた。 触れずにはいられなかった…。