❤嫉妬カレシ日和☁





やだ…彼女は私なのに…


どうして体を密着させるの……。



「そういうの困る。言ったでしょ?僕には彼女が居る。」

「はい…」



でも俊は、すぐに女のコの腕を振り解いた。


表情を一切変えずと。



「僕を虜にさせるのは恵里香だけだから。彼女を超えることは誰にも出来ない。」

「でも…っ。いつか別れることだって…」

「いや、ありえないよ。これからも特別な好きは彼女にしか抱かないから。」

「…っ!!」



目を両手で押さえながら、走り去っていく女のコ。


…泣いてた??


大丈夫かな…。


大好きな人にフラれて傷ついたよね…。


でも嬉しかった。


これからも特別な好きは私だけ…


そうなることを信じたい。


ううん。


そうなるように私も頑張るっ!!


きっとこんなに好きになるのは、これからもずっと俊しか居ないから。