「恵里香ー早くー!!」 「ハァ…ハァ…ちょっ、ちょっと待ってー…」 チャイムが鳴った途端。 俊にガシッと腕を引っ張られ、今購買に来てます。 そんなに急ぐ必要あるのかなー…なんて思ったりも。 「おばちゃん。2つお願い!!」 「はいはいー、待ってね。」 長蛇の列が並んでるのにも関わらず。 王子様が通ると一瞬で、生徒達が道を開けてるの!! すごいなぁ…。 改めて俊の凄さを知る。