「遅い。」
「え…ご、ごめんなさい…」
5分くらいしか経っていないけれど…。
「何してんの。」
「テーブルに置いた方が食べやすいかと…」
「ん、」
「へっ!?」
な、な、何でっ!!
私の顔に近づいて来るの――っ!?
「ち、近い…よ…っ」
少し動いただけで、唇が重なりそうなくらい…。
「は?食べさせてくんねーの?」
「えっ!!食べさせるの??」
思わぬ、発言にポカーンと口が開いてしまう。
俺様っぽいけど甘えてくるんだ…。
ギャッ、!?
チラ見したら睨まれたー…。
「寝たままじゃ食べづらいんだよ。早く食べさせろ!!」
「は、はい~…っ!!」
テーブルに置いてたおにぎりを手に取って、整った綺麗な俊の口に入れた。



