❤嫉妬カレシ日和☁





可愛いだなんて!!


ちっとも私には当てはまらないけど……


大好きな俊に言われるのは、やっぱり嬉しい。



「フフ。顔真っ赤だよ?」

「うっ…俊さんのせいだもん…っ!!」

「そうだね。」

「…うん……」



頭を撫でてくれるその手は、本当に温かくて優しい。


ずっと触れていて欲しい…なんて思ったりも。



「あ、えっとー…ラブラブなところ申し訳ないんだけど」

「えっ!?あっ!!ごめんねー!?」



少しだけ困ったような表情で、亜莉朱ちゃんが私の方へと体を向いていた。


恥ずかしい……っ!!


み、見られてたよね!?



「これね、プリント。」

「ありがとう!!」



花火大会かぁー。


もう少しで夏の季節だもんね。


早いなぁ!!