❤嫉妬カレシ日和☁





触れる頬には、真っ赤に染まる血がついてて…。


どんなに名前を呼んでも目を開けてくれない。



「俊…!!ねぇ…嫌だよ…っ。こんなの…っ、」



あんまりすぎない…??



「え、恵里香ちゃんっ!?」

「何だよ…これ…。なんで…渡辺が倒れてんだよっ!?」



後から来た亜莉朱ちゃんと佐々木くん。


でも私は気持ちに余裕が無くて、答えることが出来なかった。


ただただ俊に触れて、声を出しながら泣くことしか出来なかった。