だって黒瀬くんは、簡単に届きそうな人じゃない。 皆の王子様的存在で。 それなのに私を好きって……。 そんなことを考えてるうちに、電車が目の前に止まっていた。 いつの間にか、俊もドアの近くに!? い…急がなきゃ。 「ふぅ…」 電車の中は沢山の人でいっぱい。 サラリーマンがほぼ。 今日は、つり革に捕まってよう。 後ろから、ほんのりと香る優しい香り。 これって…… もしかして後ろに俊…居るのかな?? 気まずくて、とても後ろを向ける状態じゃないけど~…。