❤嫉妬カレシ日和☁





休み時間も頭は、宙に浮いてふわふわ。



「おぃ…渡辺…お前なんかしたのか?」

「知らないよ…」



コソコソと話す二人。


そっか…。


何も言ってないから、知らないのも当たり前だけど……


気づいてないんだね。



「ねぇ、恵里香ちゃん。」

「…ん??」



真剣な顔で話しかけられた。


何だろう??


もしかして、無視しちゃってるから??



「今日のお昼。一緒に食べたいな。」

「お昼…??いいよ!!」



笑顔で『ありがとう』と言うと前を向いた。


お昼かぁ。誘われるなんて珍しいな。