「恵里香ちゃん??どうかした??」 「えっ!?なっ…何でもない、何でもない。消毒行こっ!!」 運良く俊の姿に気づいてない亜莉朱ちゃん。 「ひゃっほーい!!」 楽しいプールなはずなのに。 心はモヤっとしていて…。 一向(ひたすら)水の中を果てるまで泳いだ。 今だけは、何も考えたくなくて。