「なにその話?
聞きたい聞きたい!」

「まったくもう
まぁいいか、帰り道が静かだとね


あれは私たちが初めて使い魔を
召喚したときなの
睦月はいつも召喚魔を使っていて
睦月ったら一度目に
`ミカエル、私と契約して´
って言ってミカエルと契約したの
ミカエルはわかるよね?
今も睦月を支えてくれてるから
それで一度目を終わりにしてって
思ったときに急に魔方陣が光って
双龍が出てきたの

なんか喧嘩していたみたいで
気づいたら出てきてたんだって
ライトのプリンをダークが食べたとか


それでそのまま二人とも
睦月の使い魔になったの」


「ダーク食いしん坊だったんだね」

「戻ったら聞いてみよ!」





二人とも王宮に戻る頃には涙は消え
笑顔だった