「なんでこんなに点数が低いの!」




自分でも分からない。




「はい、ごめんなさい……」



「ごめんでは済まされないのよ⁈」


「はい……」



私は下を向く。




なんで予知夢が見れたのか。



これからどうなってしまうのか。




それだけが心の中にあった。





「聞いてるの?ひかり!」



「! ……聞いてるよ」



「…… …………… ……」



何を言ってるのか聞きたくない。





今日は史上最悪。




これからは眠くてもうかつに寝れなくなる。



なんで私なの?




なんで。