「ふぁああ…」



眠いと言わんばかりのあくび。




私は杉田ひかり。
スポーツ大好きな女の子。
男子よりも女子にモテる有り様。





そんな日常でも楽しく暮らしていた。



時計の針は夜の11時を指す。



「やばっ!もうこんな時間!お寝んねしよ〜っと」





そうして私は眠ったのだった。



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あ…れ?



ここは、何処?


学校だ。見慣れた風景。



『杉田ー、テストの結果渡すぞー』


「あ、はーーい!」



先生に駆け寄る。



「⁈」




テストの点数が4点。



『もう少し頑張れないのか?』




それから20分くらい説教だった。





ママにも叱られる。





なんて最悪な日なんだろ……


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ピチチチチチチ


目覚ましがなる。


「ん〜〜!変な夢!」



今日はテストが返る。





嫌な予感しかしなかった。