夜。







疲れていたのか、気づいたら寝ていた。




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「ねぇまってよ!」


『いやよ!』




「まってってば!」




『なんでうちが死ぬって言うの⁈ほんとはそうなって欲しいんでしょ!サイテイ!』



「違う!!!」



私と友達の理沙が口論している。




理沙が飛び出す。





「そっちは道路!行かないでよ!」




『もう知らない!』





私は追いかけるのをやめた。



理沙がこちらを振り返る。






そして







キキーーーーーー!!!



ドンッ!






理沙が車に轢かれた。






手首がこちらに飛んでくる。





「うっ……あ……」






うぁぁああああ!!!





と私は叫んだ。



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起きた。



骨折した所が痛む。





そして、理沙が死ぬ事を





夢で見てしまったのだ。









運命は変えられない。








わたしが生き残るんだったら






理沙は








死んでもいいよ。