その彼女は、素直じゃないから僕に嫉妬をして欲しいがために名ばかりの彼氏というものを作っている。


そんなことをしなくても僕は彼女に名前を覚えてもらっている奴、呼んでもらっている奴、話した奴、目が合った奴、吐いた息を吸った奴、視界に入れた奴全てにいつも嫉妬しているよ。


僕は君だけを見ているよ。



だから大丈夫なのに。


そんなことしなくても僕は君だけをおもっているのに。