「そういえば、愛子、明日だよね?」
あかねは私に聞いた。
「え!なんで知ってるの!?」
「それぐらい覚えてるよ。」
「そっか〜。ありがとう!」
そう。明日は、十月二日。私にとって、とても特別な日だ。
「しかも、今年はさらに特別なんだ。」私はあかねに言った。
「あー、そっか。そうだよね。」
「うん!・・・でも、最近の白斗の仕事の様子だと、今年はお祝いできないかも・・・・。」私は俯いた。
あかねは私をじっと見た。
「・・・大丈夫だと思う。」
私はあかねを見た。「なんで?」
「感。」
私は少し笑った。「なにそれ。」

