私はというと、窓の外をじっと見つめていた。

目線の先はというと、野球場で汗を流しながら部活をしている、笑顔がヒマワリのような 晴空(そら)くん。

晴空くんも、高3なので次が最期の大会となる。

そんな、晴空くんとの出会いは、今日と同じような暑い夏の日だった。