「ひっ…ひかりぃ。ごめんねぇ…ごめんねぇ。私、陽夏梨の気持ちもわからなくなるぐらい、晴空くんが好きなの。大好きなの。」

「うん、知ってる。こんなに可愛い子が1番近くにいるっていうのに、なんであの馬鹿は気づかないんだろうね(笑)」

「私、言わなきゃ。晴空くんに。振られたっていい。だって、これが高校最後の夏なんだもの。」

「頑張れ!!私は、いつでもあなたの味方だよ。あと、晴空なら野球場で1人で自主練してる!」

私は走り出した。

「陽夏梨ー!ありがとー!!」

「なにー?聞こえなーい!!!笑」

「なんでもなぁーい!笑」