小テストに中々合格出来なかった私は、帰りが皆より遅くなり、太陽はもう沈もうとしていた。

校門へ向かう途中、気になって野球場へ目を向けると、そこには1人残って自主練をしている晴空くんがいた。

私は吸い寄せられるよう、野球場のそばに来て晴空くんを見てつめていた。