「おはよう!」

「夏帆~!」

あたしの太陽ちゃん。
やっと会えた。
夢から目覚めてからずっと夏帆に会いたかった。
あたしは思わず夏帆を抱き締めた。

「どうしたの?顔色悪いよ?」

「ちょっと最近寝不足でさ~」

「大丈夫?授業中寝ないようにね~!」

「はーい、学級委員長~!」

ケラケラ笑いながらあたしたちは教室へ向かった。

「最近雨多いよね~。もう梅雨かな?」

それはあたしのせいかもしれない。
あの夢を見るたびに雨が降ってる。
しかも1日中。もう勘弁してほしい。

「梅雨乗り越えたらプール開きだ!
あたしはそれ救いで頑張るよ。」

「そっか、海、水泳部だったね!」

忘れられてるけどそうなんです。
水泳部は夏意外は筋トレだからつまんない!
はやく太陽の下で泳ぎたい!

夏のことを考えたらテンションがあがってきた!
あ~たのしみ!
そんな感じでいつものように
ホームルームがはじまるまで夏帆と話していた。