「結構怖かったねー!」
無事お化け屋敷を出て、マコトくんが笑顔でそう言う。
隣にいて全然怖がってるようには見えなかったけど…。
「でも…莉子ちゃんがお化けにビックリするたんびに手握り返してくれたのが嬉しかった」
そういうマコトくんがあんまり嬉しそうに言うから、恥ずかしくて目をそらしてしまう。
サラッと…。
そういうこと言うもんな…。
ふと受付の方に目をやると、黒瀬ではなく交代のクラスの子が座っていた。
あ、そのまま休憩入っちゃっお。
「マコトくん、私休憩入れるから、案内するよ!って言っても…自分の学年くらいしか知らないけど…」
「うん!」
マコトくんは元気に返事すると私の手をまたぎゅっと握りしめた。



