「莉子ちゃん!!」
「あ、マコトくん」
学園祭当日。
教室の前で受付をしている私を見つけて大きく手を振るマコトくん。
かわいすぎる。
周りの女子も皆んなマコトくんに夢中だ。
「水谷さんの彼氏?やっぱりめっちゃイケメンだね!」
「お似合いすぎる!」
クラスメイトの女子たちが次々にそう言い出す。
何て気持ちがいいのだろうか。
「休憩もうちょっとなんだよね…まだ交代の子が来てなくて…」
「いいよ!もう少しぶらぶらしておく。見てるだけでもめっちゃ楽しいよ!」
目をキラキラさせてるマコトくんを見ると、本当にこういうのが好きだって伝わる。
やっぱり、前見せてもらったマコトくんの昔の写真…どう考えたって今のマコトくんとは全然違う。
「水谷さん、そんなところで立ち話してるとお客さんが入りにくいですよ」
マコトくんと話してると、黒瀬がそう言いながらやってきた。
「はいはい、すみません〜どうなの?お客さんの反応」
「はい。思った以上に大成功です。…あ、どうも」
黒瀬は私と話しながら隣のマコトくんに気づき挨拶する。
今回はバチバチしなきゃいいけど…



