「ママごめん!待った?」
校門の方で私を待っていたママに声をかける。
「ううん。大丈夫。いこっか」
ママは笑顔でそういうと、3ヶ月離れる寂しさからか、私の腕をぎゅっと掴まえた。
「あー寂しくなるな〜」
ママがべったりする。
「3ヶ月なんて、すぐだよ」
「莉子は寂しくないの?」
「寂しいけど…転校するよりいいかも」
「うん。莉子がママの友達にお世話になってもいいって言ってくれてママも安心した」
学校から、歩いて20分。
立派な2階建ての家に着く。
「ここが、麻友…ママの友達の家!」
ママは笑顔でそういうと、門の隣にあるインターホンを押した。
ガチャ
「いらっしゃーい!待ってたわよ〜美希ちゃん!」
インターホンが鳴ってすぐ、エプロンをした可愛らしい女性が玄関から出てきた。



