「え?!居残り?!」
「まだ作り途中のところがないか最終確認して、それでお前ら実行委員は帰れるってこと」
学園祭前日の放課後。
教室を出ようとしたら、川崎に止められる。
「黒瀬はとっくに準備万端だぞ」
川崎の目線の先を見ると、いつの間にかジャージに着替えていた黒瀬がいた。
なにしてるのよ…。
居残りする気満々じゃない…。
めんどくさいなーーー。
「えーー私頑張ったよ?」
「学園祭が成功して、そう言え。じゃあ、俺は職員室にいるから、何かあったら来い」
川崎はそういうと、さっさと教室を後にした。
みんなも、次々と教室を出て行く。
「莉子…かわいそうだけど…」
「優子!ユキ!」
「私たちこれからまた他校の男子と集まるんだよね〜」
「2人のバカ…」
「本当にお気の毒!頑張れ莉子!」
2人はそういうと、満面の笑みで教室を出て行った。
ブー。



