ガチャ
「わっ!!!!」
「水谷さん…」
「びっくりした?」
黒瀬の部屋に隠れて、黒瀬が部屋にやってきたタイミングで、さっき麻友さんからもらったシーツをかぶって、黒瀬を驚かす。
「これ、麻友さんからもらったの!お化けにぴったりじゃなーい?それとも、私がかぶっちゃったら可愛すぎてお化けに見えないかなー?」
顔だけシーツからちょこんと出して、背の高い黒瀬を見上げる。
「…水谷さん…僕が今日言ったの…そういうところですよ?」
黒瀬は私の顔を見ようとしないでそういう。
「え?どういう意味…」
手で顔を追ってる黒瀬の耳が真っ赤だ。
「具合悪いので…出て行ってもらっていいですか?」
「…え」
もしかして…黒瀬、熱?
「黒瀬…風邪ひいた?」
私は黒瀬の顔を覗き込もうとする。
「…とりあえず、早く出てください」
「うっ」
すると、黒瀬が片手で私の顔を覆ってから私を部屋から追い出した。
「ちょっと黒瀬?!」
バタン
なによ。
ノリの悪いやつ。



