「へー!2人で実行委員?!いいじゃない!葵と2人で頑張ってね!」
夕食時、みんなで食卓を囲んでると麻友さんがみんなにサラダを取り分けながらそういう。
「はいっ、頑張ります」
「お、父さんも休みとろうかな」
「父さん」
「あー、ハイハイ冗談だよ。すまんすまん」
黒瀬がパパさんのことを睨むからパパさんが慌てて謝る。
「黒瀬、パパさんたちに来て欲しくないの?」
「来て欲しくないです」
「えー反抗期?」
「そうなの」
と麻友さん。
黒瀬はイラついた顔をする。
「もー葵、何ピリピリしてんのよ〜!」
「絶対来ないで」
黒瀬はそう言ってカレーを一口食べる。
「…すばるくんたちも遊びに来るかしらね?」
ドンッ
!!
なに?!
麻友さんのセリフに、黒瀬が椅子から立ち上がり、思い切りテーブルを叩いた。
「ちょ、黒瀬、どうしたの…」
「母さん、何度言えばわかるんだよ。あいつの名前は口に出すな!父さんもだ!どうして…」
黒瀬は荒くなった息を整えて、椅子から離れる。
「おい、葵…まだ残って…」
「ごちそうさま」
「ちょ、、黒瀬っ」
黒瀬は私の声を無視して、リビングを出て行ってしまった。



