メガネ男子と同居中



ガチャ

「黒瀬!!学園祭!めっちゃくちゃいいものにするよ!……きゃっ!!!」


家に帰り、黒瀬の部屋のドアを開けて宣言すると、そこには上半身裸の黒瀬が立っていた。

なんで、裸なのよー!!


「水谷さん…あなたって人は…」

黒瀬が上半身裸のまま近づいてくる。

「ちょっ。こないでよ!」


ドンッ

一歩ずつ後ろに下がってると壁にぶつかってしまう。

「ノックってものを知らないんですか?」

黒瀬が壁に軽く手をついてそういう。


「悪かったから!離れてよ!」

近いんだって…

すぐ上を向くと黒瀬の顎のライン。

心臓がドキドキと鳴る。


「…あれ?水谷さんはこれくらい慣れてるものだと」

「はぁ?人を遊び人みたいに…」

「違うんですか?」

「…違うわよ!私はまだ…」

「…まだ?」

時々こんな風に追い込んでくる黒瀬が本当に憎い。

なんなのよ。

学校の黒瀬とは本当に別人。


「…私はまだ…」

「2人ともーー!!ご飯できたわよー!」

下から麻友さんの声が聞こえ、私はホッと胸を撫で下ろす。

「ノック忘れないでください」

「…わ、わかったわよ!」

「学園祭、いいものにしましょう」

そういう黒瀬から思わず目をそらし、ドキドキしてしまった胸を押さえて、すぐ階段を降りた。



なんなのよ〜〜〜〜!!!!


黒瀬のバカ!!!