「学園祭か〜当日遊びに行ってもいいかな?」
「うんっ!もちろん!」
翌日の放課後、マコトくんと一緒にお好み焼き店で学園祭の話をする。
「あ、でも私、実行委員だからあんまり長い時間一緒にいられないかも」
「いいよ、短かくても。それでも莉子ちゃんに会いに行く」
そう笑ってお好み焼きをパクッと一口食べるマコトくん。
お好み焼き食べててもイケメン…。
「で、何やるか決まったの?」
「ううん。まだ。多かった3つを並べてみんなに多数決で決めようって黒瀬が」
「ん?黒瀬…くん?」
あ…。
ポロっと思わず出してしまった黒瀬の名前にマコトくんが少し厳しい顔をする。
「もしかして…実行委員って、一緒に住んでる黒瀬くんも一緒なの?」
「…あ…うん…くじで…」
わかる。
マコトくんが心配しちゃうの。
でも…。
「大丈夫だよ!全然、何もないから!」
「…莉子ちゃんがそのつもりじゃなくてもさ」
そうだよね…
「ごめんね…嫌な気持ちにさせて」
「ううん。莉子ちゃんは悪くないから!俺が勝手にヤキモチ妬いてるだけだからさ。本当。俺の方こそごめんっ」
いい人すぎるよ…。
マコトくん。
「お詫びに、学園祭すっごく楽しいものにするから!」
「嬉しい。ありがとう」
そう言って笑うマコトくんの顔にまたドキッとしてしまう。



