「莉子、ドンマイ…」
「優子ーー!」
私は嘘泣きしながら優子に抱きつく。
「ごめんね、水谷さん。変わりたいけど…俺バイト入ってて」
隣の男子がそう言ってくる。
「ううん。大丈夫!」
って笑ってみるけど…。
ふざけんなよーーー。
こんな可愛い私がみんなのために働くとか無理だから!!!!
「はーい、もう1人は黒瀬になりました〜!2人で仲良くなーー!!」
はぁ?!
川崎の声が聞こえ目が点になる。
今なんつった?
黒瀬?!
嘘でしょ…?
私は教卓の前に立つメガネ男を見つめる。
マジで言ってんの?!
!!
黒瀬と一瞬目があう。
や、やめてよ!
こっち見んな!
「莉子やばいじゃーん」
「黒瀬とかちょーうける〜〜」
「マジでドンマイ」
おい女子たち…
お前ら本当に私の味方かよ…。
「じゃー、2人で決まったということで、実行委員、頼んだぞ」
「エエーーーー」
「水谷、お前、たまにはクラスのために働けよ。ほら、心強い黒瀬も一緒だぞ」
川崎はクラスの前でわざとかのように意味深なことををいう。
むっかつくーーー!!!!!
なんで…よりによって黒瀬となのよー!



