「えーー!ついに付き合ったんだー!」
翌日、マコトくんのことを優子とユキに話すと2人はキャキャーと喜び始めた。
「いやーすっごいお似合いだよー!イケメンと美少女!最高だね!」
「最初はチャラチャラしてる人かなって思ってんだけど…意外と紳士でさ…」
「最高じゃん!!あー私も早く新しい彼氏欲しいー!」
とユキが騒ぐ。
「あ、ユキ、黒瀬は?いいんじゃない?この間話してたじゃん」
優子が冗談っぽくユキをからかう。
「ちょっとやめてよー!あんな地味で常識のないガリ勉嫌だってー。前当たったのはちょっと悪かったけど〜はははっ」
悪かったなんて気は全然なさそうに話すユキ。
私は黒瀬をチラッと見る。
相変わらず席で本を読んでる。
「ちょっと莉子〜なに見つめてんのー?イケメンの彼がいるのに黒瀬になんか手出さないでよ?」
「な、なに言ってんのー?出すわけないじゃん!優子のバカァー!」
そうだ。
あんな地味でガリ勉。
私なんかが相手にするやつでも気を使う相手でもない。
ガラッ
「はーい、HRはじめるぞー!」
川崎の声が聞こえ、みんなが席につき始め、朝のHRが始まった。



