「…あ、ごめんっ…つい、その…」
いきなり慌てるマコトくん。
子供達がまたヒューヒューと言い出す。
「もう付き合ってるんだからいいじゃん。ありがとうっ」
きっと今の私は史上最強に顔が真っ赤だ。
でも今のマコトくんよりは冷静だ。
「莉子ちゃん、ありがとう!!」
そう言って、ぎゅっと抱きしめてきたマコトくん。
あったかくて、優しい抱き締め方。
きっとこの人となら幸せになれる。
そう思った。
「それで、少し気になってることがあるんだけど…この間、一緒に住んでるって言ってた黒瀬くんって…」
あ。
そーだよね。
私だって彼氏が他の女の子と一緒に住んでいるなんて嫌だもん。
マコトくんも心配してるよね。
「3ヶ月くらいお世話になるって話で…でも安心して、私も黒瀬もお互い大っ嫌いだし!そもそもこの間ケンカしちゃって、話してないんだよね…」
「へー…でもやっぱり嫌だな」
「本当ごめんね!でも大丈夫だから」
「男ってわかんないじゃん。何するか」
「黒瀬はそういう感じではないと思う。勉強しかしてないし」
「そっか…わかった。気をつけてね。何かあったらすぐ」
「大丈夫!何かあったらすぐマコトくんに言う!」
「うん…信じてる」
マコトくんはそう言って、私の手をぎゅっと握りしめた。



