「莉子ちゃん学校でモテるでしょ?彼氏くんはきっとすげぇーイケメンなんだろうね〜」
みんなでリビングのソファに座り、ローテーブルを囲みながら麻友さんが用意してくれた紅茶とお菓子を食べる。
「まぁ…イケメンですね…自慢の彼です」
「言うねー莉子ちゃん!もう少し早く莉子に会ってたら俺が狙ってたのに…」
「兄貴」
「あ、はいはい」
黒瀬が翠さんのことを睨む。
「翠さんはお付き合いされてる方いないんですか?」
「んー、遊んではいるけどねー、特定の相手とかいないかな〜」
「は、はあ…」
さすが、本当にチャラ男…。
「ちょっと翠、莉子ちゃんの前でやめないか。というか、まだそんなフラフラしてるのか?23にもなって…」
「はいはい、また説教?莉子ちゃんの前でやめてよー。可愛い長男が帰ってきたんだから、そこは笑顔でお帰り〜でしょ?」
黒瀬とタイプが全然違うので戸惑ってしまう。
「莉子ちゃんも大晦日は一緒に別荘に来てくれるんだよね?」
翠さんが少し距離を縮めてそう聞いてくる。
「あ、はい…」
「いぇーい!良かったなー!葵!」
「はぁ…」
黒瀬は軽くため息をつくだけ。
この5人でいくのか…。
楽しみだな。
黒瀬を笑顔にさせられるように頑張ろう。



