彼は、隣にいる友達に気づかれないように、 あたしを見てニコッと微笑む。 そのまま何事もなかったみたいに、彼は友達と話しながら階段を下りていった。 ……心臓が止まるかと思った。 胸に手をあてながら、ドキドキする気持ちを必死に落ちつかせる。