春、さくら、君を想うナミダ。[完]




「麦田さん、なにしてるの?」



先生の冷たい視線が怖くて、あたしは言葉に詰まってしまう。



「あ、あの……その……」



うつむいてモジモジしていると、先生は苛立った様子で言った。



「サボってないで、真面目にやりなさいっ」



サボっているわけじゃない。



どうしていいか、わからないだけなのに。



先生は……



あたしがどこのグループにも入れないとは思ってくれないの?