春、さくら、君を想うナミダ。[完]




「それだけでいいの?」



「それがいちばん大切なことじゃんか」



彼の言葉に、あたしは微笑んでうなずいた。






これからもずっとそばに。

ハルくんのそばにいる。



このとき、そう心の中で誓ったはずだったのに……。






――約束を破って、ごめんね。