春、さくら、君を想うナミダ。[完]




空からは白い粉雪が舞う。



「また雪……」



涙が頬を伝っていく。



どれだけ悲しめばいいの?



どれだけ苦しめばいいの?



あたしは、どうして生まれてきたの?



なんで生きてるの?



誰も答えなんて知らない。



誰も教えてくれない。



誰も信じられない。



もう何もかもが嫌になったんだ。



全部壊したかった。



この世界を終わりにしたかった。