いじめに遭い、ビクビクとおびえながら過ごす毎日。 クラスメートは見て見ぬフリ。 息をするのさえ苦しくて、 ひとりで泣いてばかりで。 結局、お母さんにも言えなかった。 誰にも言えず、どうしていいかわからなかった。 あたしにはもう、これしか残されていない。 最後の選択だと、そう思った。 シャーペンを持つ手が震える。 あたしは、どちらの質問にも“はい”とマルをつけて、 名前は記入せずにアンケート用紙を提出した。