「……ごめんね」 「謝って欲しいんじゃない。俺に心開いてくれたこと一度でもあった?」 顔を上げると、 彼は悲しげな瞳であたしを見ていた。 「もういい……」 彼はベンチから立ち上がって、つぶやく。 「別れよ、俺たち」 あたしをその場に残して、彼は去っていった。