春、さくら、君を想うナミダ。[完]




心変わりを隠してるほうが、ずるいよ。



あたしがどんな気持ちでいるか、



ハルくんにはわかんないよ。



「だったら、他にどう言えばいいの?」



あたしは冷たく言い放った。



「さくら」



「もう別れて」



つらくて耐えられない。



これ以上、耐えられそうにない。



「……俺のことなんて、べつに最初から好きじゃなかったんだろ?」