春、さくら、君を想うナミダ。[完]




どんどん気持ちに余裕がなくなって、



毎日息をするのも苦しかった。



自分のことを嫌いになっていくばかりで、



どうすればいいかわからなかった。



心から笑えなくなって、



ひとりで泣いてばかりの毎日だった。



もう……疲れちゃった。



「さくらっ」



笑顔で手を振って走ってくるハルくんを見たら、涙が出そうになった。