春、さくら、君を想うナミダ。[完]




「どこで働くっていうの?さくらが考えてるほど世間は甘くないのよ?」



「他の学校に……転校するとか」



「転校?簡単に言わないでちょうだい」



簡単じゃない。



こんなこと、簡単な気持ちで言えるわけないよ。



どうして、あたしの気持ち考えようとしてくれないの?



「だって……学校行きたくない……」



声が震えて、泣くのを必死にこらえる。