「ちょっといい?」 あたしはお母さんのそばに座った。 「いいわよ」 いつものように、そっけない言い方で返される。 なかなか言い出せずにうつむいたあたしは、ゴクリと唾を飲み込んで心を決める。 「お母さん……」 あたしはぎゅっと目をつぶる。 「あたし……学校に行きたくない」