春、さくら、君を想うナミダ。[完]




誰の仕業だろう。



とりあえずあたしは、来賓用のスリッパを履いて教室に向かった。



教室のドアを開けると、



おしゃべりで盛り上がっていた女子たちが一瞬話をやめて、



あたしのほうを見る。



え……なに?



すぐに視線はそらされ、



また女子たちはおしゃべりに夢中になり始めた。