春、さくら、君を想うナミダ。[完]




「んっ、すっごく甘いね」



「だろ~?って……。なんか俺がイチゴ育てたみたいな言い方しちゃったな」



「ふふっ」



「おじさーーーん!あまーーーいっ」



少し離れたところに立っていたイチゴ農園のおじさんに向かって、



彼は大きな声で叫んだ。



農園のおじさんは笑顔で右手をあげる。