春、さくら、君を想うナミダ。[完]





「今日、晴れてよかったね」



「だなっ」



ホームの端に立って、



あたしたちは手をつないだまま電車が来るのを待った。



吐く息は白く、空へとあっという間に消えていく。



「ふぁぁ~あ」

「ふぁ……」



同じタイミングであくびをしてしまい、



顔を見合わせて笑った。