春、さくら、君を想うナミダ。[完]




体育の授業が終わった頃に、あたしは教室に戻った。



あたしのロッカーの扉が少しだけ開いていることに気づく。



ロッカーの扉を開けると、



なくなったはずのあたしのジャージが元に戻されていた。



あたしはジャージを胸に抱えたまま、その場にしゃがみ込む。