春、さくら、君を想うナミダ。[完]




あたしはその場から立ち去り、保健室に向かった。



どうして……?



具合が悪いなんて、

彼女たちの嘘だったはずなのに。



本当に吐き気がしてくるなんて……。



胃のあたりがチクチク刺されるように痛い。



あたしは廊下の壁に左手をつき、下を向く。